ケアリストになったきっかけ

私が、フットケアをすることになったきっかけについて

書いていきます。

2011年1月、右肩を傷めました。

痛くて、痛くて、

腕が5センチくらいしか、あがらなくて、

背中の右の方も、はれてた。

金曜日の晩だったので、

月曜日には、治っているだろうと

仕事のことは、全然心配していなかったんです。

ところが、全然良くならなくて、

結局、リハビリに通うことになりました。

仕事はどうするのか‥

ボランティアの社会人スポーツチームの担当の仕事はどうするのか‥

そもそも、なんで肩がこんなふうになったのかを

ネットで調べたり‥

これから、どうしたらいいのか調べたり‥

紹介されたリハビリ科は午前診だけだったので、

夜にリハビリのある病院を探したり‥

探して、受診して‥

別の病院に行くと、違う病名がついて、

MRIを受けたり‥

不安になって、また調べたり‥

また別の病院を探して、予約して、受診して‥

予約がすぐに取れなくて、2週間後になったりするので

とても時間がかかりました。

その間、不安な気持ちを抱えたままでした。

結局、5人のお医者様に診ていただいて、

そんなこんなで、

肩を傷めてから、

やることがたくさんあって、

なかなか、リハビリにだけ専念することができなませんでした。

肩をかばいながら、仕事をして、

余計に肩をこわさないかも、心配でした。

でも、仕事で迷惑をかけるわけにもいかない。

こんな状態では、

仕事を辞めたほうがいいのか、

続けたほうが、迷惑がかからないのか、悩みました。

心配しても、

今後どうしていくのか、方向性が見えるまで、

落ち着かないので、やるべきことを見つけて、

やっていったんです。

やるべきことを見極め、

冷静に、着々と動いていると思っていました。

4月の半ば、動いているうちに思ったことは、

今後にすべてのことに備えることはできないんだな‥と。

肩をかばいながら、仕事を続け、

支障がないかどうか、

どうやっても100%確信を持つことはできない。

毎日様子を見ていくしかない。

また、肩が急に悪くなって、

やっぱり仕事ができなくなりました‥と

後任の人のあてもないまま、

仕事先に迷惑をかける可能性もあるけど、

実際にそうなるのか、予測はできない。

仕事先に迷惑をかけないことと、自分の肩のことで、

考えが頭の中でグルグル回りました。

さらにネットで調べていたら、

私がもらった主な3つの病名のうちの、

1つの病名では、

手術をしたほうがいいと書いてあり、

手術のことが1番心配でした。

手術しなくて、万が一、

2~3年後に、もっと大変なことになったらと思うと、

その後、出産もしたい私としては、

妊娠中、手術で麻酔をすることはできないので、

今のうちに手術をすませて、

心配の種をなくしておきたかったんです。

けれども、妊娠中に、右肩は大丈夫でも、

盲腸になるかもしれない‥

そんな可能性は、いくつもあるのだし、

ああ、すべてのことに備えることは、

できないんだな‥と思った。

そして、やっとふっきれました。

今回、右肩を突然傷めても、

私は出来る限りのことをした。

だから、今後何かあっても、

その時できる限りのことをするだろう。

そしたら、後悔することはないだろう。

だから、すべてのことに

備えられなくても、

不安になるのは止めよう。

そう思ったら、気がついたことがあったんです。

私は冷静にするべきことを

やっていたつもりだったんだけど、

右肩を傷めたという事実を

受け入れられてなかったのだ‥と。

びっくりしました。

私にできることは何か‥

こんなに考えつくしてきたのに‥

右肩を傷めた事実を受け入れられてなかったんだ。

もう心配するのは止めようと思ったときから、

私は、痛めた右肩と

共に過ごしていく気持ちになっていました。

だから、心配することもなくなり、

今、するべきことに集中して、過ごせるようになっていったと

思います。

そして、4月のある日、バスの窓から、

○○整体学校というような看板が見えました。

この世に、リハビリというものが発明されてたので、

わたしがこのままリハビリを受けていけば、

良くなっていくだろう。

リハビリが発明されていて、よかった。

私が救われたように、

なんらかの特殊技術で、

困っている人の役に立ちたい‥と思ったんです。

そんな思いを持ったので、

この後、フットケアと出会うことになったと思います。

でも、大切なことは、

特殊技術のリハビリだけでは、ありませんでした。

1月半ばから、4月半ばまで、

心配しながら過ごしていた私の話を

リハビリ担当のK先生が、

じっとやさしく聞いてくださったことが、

とても大きかったんです。

今、これを書いていても、涙がこぼれてきます。

リハビリのときに、K先生が、

患者さんの気持ちに寄り添って、

話を聞いてくださったり、

ただ、誠心誠意、私の右肩と向き合って、

リハビリをして下さったので、

私は本当に救われました。

これから、私が、

どんなケアリストを目指すのか‥

どんな人になりたいのか‥

この経験が、私の原点となりました。